蓄電池
merit1 太陽光発電の電気を有効活用できる
1.家庭用蓄電池の導入で、昼間に発電した電気を貯めて夜間に自家消費できるようになる
住宅の屋根にソーラーパネルを設置する太陽光発電システムでは、当然のことながら日差しが強い昼間にもっとも発電量が大きくなります。
しかし夫婦共働きの家庭などでは、日中に家に誰もおらずせっかく発電した電気を有効活用できていないケースも多いと思います。
また、日中に家にいることが多い家庭でも、電気の消費量よりも発電量が上回っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで蓄電池を自宅に設置することで日中に太陽光発電システムで作った電気を貯めて、夜間に利用できるようになり、電気代を節約できます。
2.固定価格買取期間の終了後(卒FIT)は、電力会社への売電価格が大きく下落!
「太陽光発電で余った電気は電力会社に売電しているので、無駄にはなっていない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、いわゆる固定価格買取期間の終了後は、売電価格が大きく下落して安くなってしまうことはご存じでしょうか?
太陽光発電を導入してから10年間は、各電力会社が電気を高めの一定価格で買い取ってくれます。
これを固定価格買取制度(FIT制度、Feed-in Tariffの略)と呼びます。
ですが、太陽光発電を導入して10年間を経過したタイミングから固定価格買取の縛りが外れますので、売電価格は急落するのです。
たとえば2011年3月までに太陽光発電を導入したご家庭であればそこから10年間は1kWhあたり48円、2019年度内の導入であれば10年間は1kWhあたり24円で電気を買い取ってもらえます。
しかし、固定価格買取期間の終了後(卒FIT)は中部電力であれば1kWhあたり8円程度と大きく下落してしまうのです。
2019年から卒FITを迎えるご家庭が毎年大量に発生していく現象を2019年問題と呼びます。
3.固定価格買取期間終了後は、電力会社に電気を売るよりも自宅で消費したほうがお得!
そして昨今は卒FITに備えて蓄電池を導入するご家庭が急増しています。
卒FIT後の売電価格が1kWhあたり8円程度なのに対して、一般家庭が電力会社から電気を買う料金は1kWhあたり25円程度です。
つまり、卒FIT後は売電するよりも電気を自分たちで使って電気代を節約したほうがはるかにお得になります。
4.蓄電池がないと太陽光発電で昼間に作った電気が自家消費しづらいので、蓄電池の需要が急増している
ですが太陽光発電システムは昼間には発電できますが、夜間は発電量がゼロになってしまいます。
太陽光発電システム単体では、働きに出た家族が仕事から帰ってきてご自宅にいることが多い夜間には電気を自家消費できないのです。
そのため近年になって卒FITを見据えて蓄電池を導入するご家庭が増えています。
「太陽光発電を家に導入して、そろそろ十年になる…」という方は、ぜひ宮﨑電設までご相談ください。
みなさまのご家庭の太陽光発電の設備や、ライフスタイルにマッチした蓄電池を実際に訪問したうえでご提案いたします。
5.蓄電池と太陽光発電のハイブリッド型のパワーコンディショナーで、自家消費と発電効率アップを実現!
太陽光発電のパワーコンディショナー(パワコン)の寿命は10~15年程度とされており、寿命が近づいてきたら交換が必要です。
「そろそろパワコンの寿命が迫ってきている…」という方にオススメなのが、蓄電池と太陽光発電のパワコンを1台で兼ね備えるハイブリッド型のパワーコンディショナーです。
これまで太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせるときにはそれぞれ専用のパワコンが必要で、2台分の設備費用と設置スペースを確保しなければなりませんでした。
しかし、ハイブリッド型のパワーコンディショナーを導入すると、両方のパワコンの機能を1台でまかなえます。
これで「蓄電池を新しく設置したいけれど、またパワコンが増えると置く場所がない…」とのお悩みも解決できるでしょう。
また、10~15年前のパワコンが最新型に入れ替わるわけですから、太陽光発電の発電効率もより高く引き出せます。
さらに、蓄電池機能が追加されるので、地震・台風・津波などの災害時や停電時の備えにもなります。
すでに太陽光発電の導入からかなりの年月が経っている方は、ぜひパワコン一体型の蓄電池の導入を検討してみてください。
merit2 深夜の安い電気を有効活用できる!
蓄電池を導入すれば、深夜の安い電力を昼間でも有効活用できます。
まず蓄電池の導入後に、昼間は電気代が高くなり夜間は電気代が安くなるプランへ電力会社との契約を変更します(このような時間帯によって電気代が大きく変わる契約プランのことを時間帯別電灯契約と呼びます)。
その後、夜間の電力が安い時間帯に蓄電池へ充電しておけば、昼間は太陽光発電の自家消費と蓄電池の放電で消費電力をまかなえるので、トータルの電気代を大きく下げることができるのです。
私たち「電化くん」では、電力会社のプラン変更の手続きも丁寧に代行・サポートいたしますので、手間もかからず安心です。
新潟県にお住いで蓄電池を導入・有効活用したい方は、ぜひ宮﨑電設までご相談ください。
merit3 地震・台風・津波などの災害時の停電への備えになる
1.災害大国日本では、いつ地震・台風で自宅が停電に追い込まれてもおかしくない
みなさんご存じのとおり、日本は世界有数の災害大国です。
地震・台風・津波などは頻繁に起こりますし、それらの災害でたとえ家自体は破壊されなくても、送電網が途絶して停電する可能性は十分にあります。
2019年の台風15号による被害では、最大93万軒ものご家庭が停電しました。
電気がない生活は極めて不便なものです。夜は真っ暗になりますし、スマートフォンやノートパソコンもバッテリーが切れると使用不能になり、情報の入手や外部との連絡も困難になります。
特に猛暑や厳冬期にエアコンや暖房器具が使えないと、お子さまや高齢者・ペットにとっては死活問題になります。
たとえ停電が短時間で済んでも、冷蔵庫内の生鮮食品が傷み廃棄せざるを得ないことも出てくるでしょう。
蓄電池を導入すれば、そういった停電への大きな備えになります。
2.太陽光発電システム単体では昼間は電力が供給できるが、夜間は停電状態で真っ暗になってしまう
「ウチには太陽光発電があるから、停電があっても大丈夫」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、太陽光発電は夜間には発電できないことを忘れてはいけません。
日中は太陽光発電で電力が確保できますが、夜にはまた停電状態に陥ってしまいます。
太陽光発電システム単体では電気を貯められないため、停電時に夜間でも電気を使うなら蓄電池の導入が必須です。
太陽光発電と蓄電池をセットで導入すれば、太陽光発電で昼間に作った電気を夜に利用できるようになり、より強固な停電対策になります。
merit4 電気自動車(EV)の使い勝手がさらに向上!
1.日中は電気自動車で出かけていることが多いので、なかなか太陽光発電で作った電気を充電しづらい
さらに電気自動車(EV)を利用している方や購入を検討している方にも家庭用蓄電池の導入はオススメです。
太陽光発電で作った電気を電気自動車で利用しようとしても、昼間は通勤などで出払っており思うように充電できないケースが多いです。
かといって、帰宅後の夜では太陽光発電の発電量がゼロになるため、この場合も電気自動車への充電がままなりません。
2.トライブリッド蓄電システムで、電気自動車をさらに有効活用できる!
最近は太陽光発電・蓄電池・電気自動車の3つを連携させる「トライブリッド蓄電システム」が販売されています。
トライブリッド蓄電システムを導入することで昼間に太陽光発電で作った電気をいったん蓄電池に貯めておき、夜に帰宅したら電気自動車へ充電することが可能になります。
また、地震・台風などによる停電時・緊急時は電気自動車に残っている電気を家で使うこともできます。
トライブリッド蓄電システムの導入で、電気自動車の利便性も飛躍的に向上するのです。
新潟県で電気自動車を利用している方や購入を検討中の方は、ぜひ一度、宮﨑電設までご相談ください。